ターゲットを絞り込むとは? 消費者行動から考えてみました
ずっと気になっているサロンがありました。
行きたいと思いつつ、なかなか行けなくて、
知って5年ほど経ち、やっと行くことができました。
というのは、最近の私の消費者行動です。
さて、質問。
このような私をターゲットとしてもいいのでしょうか?
回答は後半に。
5つの消費者行動とは?
まず、基本の理論を説明しますね。
商品・サービスを申し込むタイミングは、人それぞれ。
そのような消費者行動を分類した、
「イノベーター理論」なるものがあります。
5つの消費者行動に分けられています。
1.革新者(イノベーター)
新商品を真っ先に購入。
情報度が高い。
2.5%という少数派
2.早期採用者(アーリーアダプター)
いち早く購入する層。
一般の購買行動に影響を与える。
3.前期採用者
(アーリーマジョリティ)
平均よりやや早いタイミングで購入。
比較的慎重。
4.後期採用者
(レイトマジョリティ)
新商品の社会的評価を検討して採用する慎重派。
5.採用遅滞者(ラガード)
新商品に無関心。
我が道を行く人。
それぞれの分布図はこんな感じ。
2番目のアーリーアダプターは全体の13.5%とされ、
オピニオンリーダーとも呼ばれます。
この層の取り込みが大事とされます。
より購入してもらいやすい方をターゲットとして、
アプローチしていくのが効率的です。
「ターゲットを絞り込む」
というのは、こういうことなんですね。
ちなみに、5番目のラガードは無視して良い層です。
今回の私の消費者行動はラガード。
(一度決めると浮気せず、末永くファンになるタイプです、私の場合)
まじめにコツコツ、楽しく続けていれば、ひょっこり来店される。
ネットからの申し込みは、そのような方が多い気がします。
そんなお客さまと出会うとき、
ビジネスは、継続と粘り強さが大切だと改めて思います。