個人事業主の広告制作で資料が無い場合、どうするの?
先日の仕事は、資料が出ませんでした。
個人事業主さんの場合、よくあることです。
こんな場合、ヒアリングを資料にします。
最初のヒアリングでは、仕事への思いと一般的な説明ばかりが語られました。
どれだけお客さまのことを思っているのか。
どんなに好感をもってもらっているか。
ほわっとした抽象的な言葉で語られます。
抽象的だと広告文は書けません。
足りないのは具体的な事実。
実際にどんな結果を出している?
他との違いは何?
1回目は期待する内容は出ませんでした。
そこで「例えば、こんなことを伝えては?」という、仮説を創作。
2回目にお会いしたとき、提案しました。
すると、「そうではなく、こうです」
と、具体的な事実が出てきたんです。
何かをたたき台にすると、考えやすいですね。
そうなると、後は楽勝。
仕事への思いと、具体的な事実を踏まえて、伝わる表現を考えます。
(もちろん、すぐに出てこないので、
う~~~~ん、
とじっくり考えましたけどね)
何度かやりとりしてブラッシュアップ。
自信作!
後は、効果を待つばかり。
広告コピーをつくるには資料が必要です。
思い付きで言葉遊びをしても、何も伝わりません。
資料の提出をお願いすると、
よくあるのはメーカー資料をいただくこと。
これだと同業社と一緒の内容になってしまうので、
ヒアリングで他と違う魅力を探ります。
個人の方の仕事は、対面で話すことがかなり大事です。
企業の広告制作だと、
一度打合せして、案出しして、OKなら次へ・・・・・・すごくサクサク進みます。
企業とは作り方がかなり異なります。
やっと、その違いを楽しめるようになってきました。