【読めばデキル!キャッチコピー・特別編】簡単に効果が出るスペシャルワード
売れる&集客できるキャッチコピーって難しい?
いえ、コツを押さえて作れば簡単です。
そのコツを一度に書こうと考えていたのですが、数字だけは特別扱いして、単体で説明します。
いろいろ応用できて、効果が出やすいので、キャッチコピーにおすすめです。
Contents
なぜ、みんなが紹介? キャッチコピーに数字を入れること
キャッチコピーの作り方を説明する際、100%に近いほど紹介されている要素が、数字です。
その理由は簡単。数字を入れると、キャッチコピーに具体性が出てくるから。
キャッチコピーは具体的な方が、インパクトが出て行動につながりやすい。
つまり、特長を数字で表現すると具体性が出て、簡単に響くキャッチコピーができます。
具体的に例をあげてみます。
継続年数で信頼感を出す場合
老舗なら「創業寛永00年~~」
リクルーティングに「創業50年以上の安定企業です」 とか。
立地条件の場合
店舗が駅チカなら、「〇〇駅から徒歩2分!」
簡単なことを伝える場合
「ササっと5秒で目元メイク完成」
「毎日10秒、〇〇体操するだけ!」
「1回染めれば、3週間はきれいな髪色」
性能を数値化する
「厚底約7㎜!焼きムラなしのフライパン」
「難関〇〇高、26名合格しました」
「潤いファンデ、美容成分96%!」
個人事業主が数字を効果的に使うには?
士業や事業主の方など、ご自身をアピールしたい場合も同様に数字は活用できます。
「コピーライター歴30年以上」 ※私です(笑)
整体師なら「施術5万人! リピート率9割以上」
セミナー講師なら「〇年で受講者10万人! 」
コンサルタントなら「お客さまが年商10倍になりました!」
婚活カウンセラーなら「2年で489組がご結婚されています」
プライベートスタイリストなら「昨年、123人の女性にアドバイスしました!」
また、仕事の技術を数字で表現すると強くなります。
大工さんなら「厚さ〇ミクロンのカンナのワザをもつ!」
キャリア・成果・技術など、数字で表せないか考えてみましょう。
自分だけの特長を数字で表現できると、響くキャッチコピーが作りやすくなります。
企画に悩んだら「100」の力を使おう
便利に使えるなぁと思う数字があります。
それは「100」。
100を入れると特別感が出て、魅力がグンと上がります。
キャッチコピーだけではなく、ネーミングにも使えます。
最近は、「人生100年時代」とよく言われていますね。
「世界で最も影響力のある100人」は、アメリカのTIME誌の恒例企画です。
「100円セット」は飲食店のキャンペーンメニューでよく使われています。
テレビ番組タイトルにもありますよ。
例えば、NHK・Eテレ「100分de名著」。
(25分×4回で「名著」を読み解く番組です)
以前、「100人着物」という京都のイベントに関わったことがあります。
着物姿100人で撮影会&ランチ会をするという企画です。
「100人」というインパクトなのか、メディアに取り上げられました。
その後、奈良や大阪でも企画されました。
キャッチコピーだけではなく、企画にも使えます。
企画立案に悩んだら、「100」の力に頼ってみてはいかがでしょう。
「3・5・7」どの数でまとめるのが効果的?
長い広告文やネット記事は、いくつかに分けると読みやすくなります。
広告や本のタイトルを見ると、
「3・5・7」に分けているものが多いようです。
新聞広告をチェックしてみると……
「図解 3ステップでできる!」
「○○の5つの特長」
「7つの鉄則」
そういえば「7つの習慣」という有名なビジネス書もありますね。
では、「3・5・7」 どの数でまとめるのが効果的でしょう?
ちなみに、「5つのポイント」と「7つのポイント」をグーグル検索するとヒット数は同じぐらいでした。
A4サイズのチラシなら、3か5にまとめるのが入れやすいようです。
7つだと多いように感じます。
ページ数の多いパンフレットや書籍は、7つ以上の方がいいかもしれません。
説明する内容量と、レイアウト(掲載スペース)で決めるといいでしょう。
例として、数字の有る・無しで比べてみましょう。
ブログ記事タイトルですが・・・
前)「キャッチコピーが作れないとき、思い出して」
↓
後)「キャッチコピーが作れないとき、この3つのことを思い出して」
前)「書き終わったときに必ず行うこと」
↓
後)「書き終わったときに必ず行う2つのこと」
数字を入れた方が、読みたくなったと思いませんか?
なお、「17のおすすめポイント」など、
独特な数字をもってくると特別感が出ます。
あえて、「3・5・7」以外を使うのも有りです。
おまけ/数字を使ったキャッチコピーの公式
【公式】 (数字)(単位)で ○○○できる!
「数字」と「単位」をはめると、簡単にキャッチコピーができます。
ひとつ注意点があります。
それは、わかりやすい数字を入れること。
ターゲット(読み手)がすぐ理解できる数字であることが条件です。
例えば、投資商品のキャッチコピーを公式で作ってみると……
「金利15%で 運用できる!」
投資に慣れている方がターゲットなら大丈夫でしょう。
しかし、数字が苦手な投資初心者をターゲットにしている場合、
「金利15%」は、すぐにイメージできる数字ではないかも。
算数が不得意な方でも理解できる数字に差し替えましょう。
「毎月5000円で運用できる!」
男女で違う!?数字への注目度
一般的に男性はデータを好むと言います。
男性ターゲットのときは、数字を意識して入れましょう。
女性ターゲットのときは、見た目を重視。
イメージのいいキャッチコピーを考えましょう。
数字を入れて、難しい印象にしないように気を付けて。
ある交流会で自己紹介したとき、
「作ったチラシで3割売上がアップした、というデータがあればいいのに」
と助言をくれたのは男性でした。
大きな交流会でもらった大量のチラシを、配布した事業主さんの性別で分けてみたことがあります。
男性事業主からもらったチラシは、価格、期間、実績年数、サイズなど、数字がしっかり目立っていました。
女性事業主のチラシは、数字が目立たない代わりに、イメージ的な写真やイラストが大きく扱われていました。
こんなにはっきり分かれるなんて!と驚きました。
まとめ
簡単に効果が出るスペシャルワードは数字です。
キャッチコピーに数字を入れることは、誰もがすすめるほど効果的。
また、キャッチコピーを作りやすくなります。
チラシやPOP、ネット広告など、広告の中には、数字を使ったキャッチコピーや広告文がたくさんあります。
チェックして、「これはいい使い方!」とピンときたときはメモしておきましょう。
メモが増えたら、キャッチコピーがさらに作りやすくなりますよ。