読めばデキル!キャッチコピーはテンプレートで即完成
キャッチコピーが今すぐ欲しい!
キャッチコピーの作り方を知るより、まず作ってみたい!
そんな方のために、定番キャッチコピーのテンプレートを考えてみました。
言葉を入れるだけだから、キャッチコピーを簡単に作ることができます。
Contents
「私のこと?」気になる指名型キャッチコピー
「あなたのことです!」とターゲットを具体的に指名するキャッチコピーです。
ターゲットを明確にするので、効果が出やすいパターンです。
悩み・困りごとを抱えている方にアピール
「〇〇〇〇〇に悩んでいる方へ」
「〇〇〇〇〇にお困りの方へ」
悩んでいる方、困っている方に直球で訴えます。
例えば、
「食べないのに痩せないと悩んでいる方へ」
「収納・片付けにお困りの方へ」
悩み・困りごとや、ターゲット部分を
より具体的にするとオリジナリティが出ます。
「脇汗にお困りの方へ」
↓よりも
「脇の汗ジミに困っているOLさんへ」
「ダイエットに悩む方へ」
↓よりも
「ダイエットすると胸からやせてしまう方へ」
◆さらに!
「DMで集客できず悩んでいるネイリストさんへ」
「手のひらの日焼けをシミにしたくない方へ」
「サイズ25㎝以上。靴選びにお困りの女性へ」
願望をもつ方にアピール
「〇〇〇〇〇したい方へ」
「〇〇〇〇〇になりたい方へ」
「〇〇〇〇〇したくない方へ」
特長がわかりやすく表現できる、通販広告でよく見るパターンです。
◆例えば
「〇〇〇〇〇したい方へ」
「不動産投資で成功したい方へ」
「資格試験に合格したい方へ」
「〇〇〇〇になりたい方へ」
「あの女優のように色白肌になりたい方へ」
「夏までに本気できれいになりたい方へ」
「〇〇〇〇〇したくない方へ」
「ダイエットでリバウンドしたくない方へ」
「子育てストレスをためたくない方へ」
さらに、強力なキャッチコピー
人は後悔や失敗をしたくないもの。
だから、次のキャッチコピーは簡単ですが効果的です。
「〇〇〇〇で失敗したくない方へ」
「〇〇〇〇で後悔したくない方へ」
◆例えば
「就活で失敗したくない方へ」
「病院選びで後悔したくない方へ」
つい答えてしまう質問型キャッチコピー
あなたは、キャッチコピーを上手に作ることができますか?
と質問されたら、少し考えませんか?
人は質問されると、つい反応してしまうそうです。
お客様を思い描いて、いろんな質問型キャッチコピーを作ってみましょう。
好奇心満足パターン
「○○○をご存知ですか?」
「○○○を知っていますか?」
知っておくと役立つこと、認知度の低い新しい言葉、常識とは異なる新事実など。
読み手が「知りたい!」と思えることがある場合、すぐに使えるキャッチコピーのパターンです。
多くの人が知らないことについて、「○○○を知っていますか?」と質問を投げかけて、回答を出す。
知りたいという好奇心を満足させてあげます。
◆例えば
「ドボジョをご存知ですか?」
以前、私があるPR誌で作った見出しです。
「ドボジョ」とは土木女子の略称。
土木業界で働く女性のことです。
当時、まだ認知度が低かったので使ってみました。
専門職の方なら、専門用語を入れてみるのもいいですね。
「キャッチコピーとは何かご存じですか?」
「正しい参拝の作法を知っていますか?」
前後を入れ替えて
「ご存じですか?〇〇〇〇」
でもいいですね。
なお、このパターンの利点は、続く文章(リード文)が書きやすいこと。
文の初めに回答を書けばいいので、書き出しに苦労しません。
(書き出しにかなり悩むことがあるんです)
不安提示パターン
「○○○○○大丈夫?」
問題解決できる商品やサービスに向きます。
◆例えば
「健康診断に行かなくても大丈夫?」
「1日200歩以内なんて、足腰は大丈夫?」
「そんな時間の使い方で大丈夫?」
「今の睡眠時間で大丈夫?」
「人生100年。老後の蓄えは大丈夫?」
・・・なんだか不安になってきました。
使い過ぎにご用心(笑)
不満に気づかせるパターン
「○○○○ 満足ですか?」
「〇〇〇〇に満足していますか?」
現状の不満を気づかせる質問を考えてみましょう。
買い替えを促すなど、今を変える提案をするときに向いています。
◆例えば
「家族の人生設計、今のままで満足ですか?」
「その炊飯器で満足ですか?」
「結果の出ないスポーツジムで満足ですか?」
「今の美容室で満足ですか?」
「今の税理士さんで満足していますか?」
簡単・スグできる型キャッチコピー
「〇〇〇〇するだけで、△△△できる!」
または、
「○○○〇せずに、△△△できる!」
「〇〇〇〇せずに、△△△になれる!」
簡単、スグできることは魅力的です。
そのことをわかりやすく伝えられると、
響くキャッチコピーになります。
◆例えば
「食事制限せずに、ダイエットできる!」
「練習せずに、きれいな文字が書ける!」
「言葉を入れるだけで、キャッチコピーができる!」
「1日10分勉強するだけで、△△△資格に合格できる!」
ビジネス書など、本のタイトルや売り文句に多いパターンです。
書籍広告を参考にしましょう。
まとめ
コピーライターの新人の頃、キャッチコピーの作り方なんて習いませんでした。
習うより慣れろで、思いつくまま作って、上司にたくさんの案を提出しました。
手法を習うより、実践する方が理解しやすい方もいると思い、
キャッチコピーのテンプレートを考えてみました。
いろんな言葉を入れて、たくさん作ってみてくださいね。